職場から自宅に徒歩で帰宅するシミュレーションをしてみた結果
東日本大震災からもうすぐ6年。
この6年で子どもが産まれ、家も職場も当時とは違うということで、状況は大きく変わりました。
先日、職場で地震による揺れを感じた時に、
「あ、今あの時みたいに揺れたらちゃんと帰れるかしら。やばい、何も対策してない。」
ということに気づきました。
というわけで、今回は『6年前と同じ状況(基本的に道路は通行可能、かつ公共交通機関がほぼ全滅)下』ではありますが、自宅まで徒歩で帰宅する場合のシミュレーションをしてみました。
■職場から家までのルートをGoogle mapで確認する
距離は13km。
地震が定時直前とかでなければ、夜間に帰宅難民になったり、職場で夜を明かす必要はなさそうです。
ちなみに6年前は職場から家の距離は10kmで、約2時間半かけて帰宅しました。
ということは、今回は3時間半あれば帰れそうです、理論上は。
■ストリートビューで実際の地形を確認
6年前は多摩川付近に住んでいたこともあり、職場から家までの道のりはひたすら平坦でした。
今回はと言うと…結構起伏がありますorz
山の中腹から尾根に向かって歩き、尾根をまたいで反対側に下りるようなコースというとイメージがわきやすいでしょうか。
特に前半は2kmぐらい延々と上る箇所があります。
後半はひたすら下り坂なのでラクなんですが。
上記の状況を考えると、多分私の足と体力だと4時間かかりそうな気がします。
あと、地図上ではまっすぐに見えている箇所も、ストリートビューで見てみると、判断に迷う三叉路があったりしたので、細かい地図が必要な気がします。
■歩くのに楽な靴を職場に常備しよう
6年前の職場はジーンズ&スニーカーがOKな職場だったのですが、今の職場は禁止なので、普段は5cmヒールのパンプスで通勤しています。
(フラットシューズでも別にいいんですが、通勤時は休日と気分を切り替えるため、ヒールのあるパンプスを選んでいます。)
普段は電車通勤なのでパンプスで何も問題がないのですが、もはやハイキングとよんでも差し支えない状況だと、5cmヒールのパンプスは足に負担がかかります。
付き合いの長いスニーカーを職場に持って行っておいて、休日使いのスニーカーを新調しようと思います。
■6年前より悪条件だらけ…ただし1つだけいいことが
それは夫と一緒に帰宅できるということ。職場が一緒ですからね。
こういう時家族が一緒だと安心できます。
6年前は私の方が先に帰宅していて、夫が帰ってくるまで不安でした。
■一方、息子は…
4月から園舎が変わるのですが、免震構造のある園舎ということと、防災の備えはバッチリだという説明を受けているので、そんなに心配していません。
保育園の隣が広い公園なのも何かと便利そう。
息子に関しては、多分保育園にいるのが一番安全だと思います。
■シミュレーションしてみてわかったこと
まずは、ちょっとしんどそう、ということ。
多摩エリアは起伏に富んでますからね…。実際帰宅するとなると、6年前のようにスムーズに帰るのは厳しいことはよくわかりました。
そして、意外と近いんだなということ。
普段、通勤で電車に乗っている時間が30分ほどなので、もう少し遠いイメージだったんですが、距離を数値としてみると、そうでもないんだなということがわかりました。
調べてみてちょっと冷静になれた気がします。
あとは、Google mapってやっぱり便利ということ。
特にストリートビューは、実際に歩道があるかの確認ができるので、シミュレーションには欠かせませんでした。
■おわりに
私の足だと4時間は見積もっておく必要があるということで、実際に仕事中に地震が発生した際、息子をいつも通り迎えに行くには15時頃には職場を出る必要がある。といったこともイメージできるようになりました。
不足しているものもわかりましたし、やってみてよかったと思います。
都心で働いている方は家と職場が近いでしょうし、地方で車通勤の方はこういったシミュレーションしなくても大丈夫かもしれませんが、私の似たような条件の方でやっていない方がいらっしゃれば、一度やってみることをオススメします。
意外なことが発見できるかもしれません。